最近はセールスランキングの動きにちょっと変動が見えますし、今回はソシャゲのガチャイベントやインフレについて考えてみたいと思います。

 

2015.9/20
Googleplayセールスランキング
1位モンスト
2位パズドラ
3位ディズニーツムツム
4位アイドルマスターシンデレラガールズスターライトステージ
5位Fate/GrandOrder
6位白猫プロジェクト
7位LINEポコポコ
8位ファントムオブキル
9位グランブルーファンタジー
10位剣と魔法のログレス

Appstoreトップセールス
1位モンスト
2位ドラゴンクエストモンスターズスーパーライト
3位パズドラ
4位白猫プロジェクト
5位アイドルマスターシンデレラガールズスターライトステージ
6位ディズニーツムツム
7位黒猫のウィズ
8位剣と魔法のログレス
9位実況パワフルプロ野球
10位戦国炎舞

Googleのランキングはある程度の期間を集計して出していると思われるので、ランクインするには売り上げの安定感が重要です、
AppstoreはGoogleに比べると売り上げがすぐに反映されやすいので、当日のイベント売り上げがランキングに影響しやすいですね。

 

今回は、AppstoreでDQMSLがCMキャンペーンと魔王フェスで2位にまでランキングを上げてきました。ただ、モンストは通常運行ですが強いですね。

逆にパズドラが弱ってきていると感じます。まあ、パズドラもフェスをやってない状態でこれですから相当ですけどね。
確か、アイドルマスターシンデレラガールズスターライトステージが昨日9/19のセールスランキングで3位で、パズドラが4位でした。パズドラが4位ってあんまり記憶にないですが、実際パズドラは下火になってきていると思うんですよね。

パズドラは変に新要素が追加されていってバランスもおかしくなってきていますし、面倒なことが増えていってるイメージです。
新規ユーザーが軽く入ってこれる雰囲気じゃないのが災いしていると思います。テコ入れがないとこのままじゃ厳しいんじゃないですかね。

 

ガチャイベントのお祭り感

DQMSLが2位に食い込んできているのはけっこうすごいですね。モンストパズドラの2強を崩すのは短期的に見てもかなりの売り上げがないとできないはずです。
やはり魔王フェスは強いですね。3か月に1度ペースでしか開催されないフェスですのでお祭り感が他にはないです。

パズドラのゴッドフェス、モンストの獣神祭、ウィズのウィズセレクションなどガチャイベントは色々ありますが、どれも半月に1回開催されるのでお祭り感は弱いです。
しかも不定期ではなく定期的に開催されるので、スルーして次回でもいいかという考えもで容易にできてしまいます。
これが不定期になるだけで心理的にスルーしずらいのでどうしてもガチャを引いてしまうんですよね。

 

ガチャイベントを乱発すると

もし、魔王フェスが半月に1回だったとしたら、短期的には売り上げもあがるでしょうし、ランキングも定期的に上がるものと思われます。
しかし、モンスターの安売りにもつながってしまうので、長期的にも見るとゲーム自体の飽きやユーザーのモチベーションや懐事情にも影響してしまいゲームの寿命を縮めてしまう結果になると思います。

新規ユーザーを獲得するには既存ユーザーの質と量が重要なので、既存ユーザーを確保しつつ新規を獲得し続けなければなりません。ソシャゲは一度過疎ってしまうと立て直しには維持の何倍もの労力が必要となります。

ガチャイベントを乱発すると、結局ユーザーの満足度を維持するために、新キャラや新要素の追加を余儀なくされるので、ゲームがややこしくなったりインフレを避けられません。すると既存ユーザー離れだけではなく、新規ユーザーには壁が高くなってしまい参入しずらい悪循環の状況となってしまいます。

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理想のバランスとは

理想的なバランスはゲームによって、ユーザー数、モンスター数、ゲーム性などさまざまな要素があるので難しいですが、何通りかのベターな選択肢はあると思います。
半月に1回ガチャイベントがあるモンスト、パズドラ、黒猫のウィズで比べてみたいと思います。

モンスト

個人的にベストなバランスはモンストです。
最上位常連のモンストはイベント時以外もかなりの安定感です。これはガチャ確率とのバランスがいいんだと思います。半月に1回の獣神祭でも安売り感が全くないですね。

モンストは最高レアが10%程度なので半月に1回のフェスでも最強クラスのモンスターが入手しずらくモンスター1体当たりの価値が高いです。さらにインフレもほとんどしないので1度引いたモンスターを長く使えるんですよね。

正直、モンスターをはじくだけなのでゲーム性はそこまで高くないと思いますが、このランキングは運営方針のバランス取りがかなり大きな要素になっていると感じます。安売りを続けていたらこうはいかなかったでしょうね。

パズドラ

パズドラも悪くないバランスだと思います。いや、だったという感じですね。最近は悪くなっている傾向を感じます。

パズドラのフェスだと、最高レア確率が50%あると思われるので最高レアモンスターを揃えやすい状況です。インフレやモンスター追加も緩いのでガチャでの搾取度は低いと思いますね。
ただ、パズドラの売り上げはモンスター育成の周回に割る石も高い割合を占めるので、フェス以外でもある程度の安定感はあります。ユーザー数が圧倒的ですしね。

ユーザー数が多いので浅く広くという方向でも問題ないと思いますが、最近ではユーザーの満足度を追うために新要素の追加やインフレが進む方向にあると思います。個人的にはこれが悪い方向にあるんじゃないかと感じますね。
まあ、3年続いているゲームなのでしょうがない面もあるとは思いますが。

黒猫のウィズ

次はインフレの代名詞の黒猫のウィズを見てみます。
黒猫のウィズはインフレと新要素と新キャラの追加ペースがトップクラスです。難しいクエスト追加とインフレのいたちごっこをずっとしていますね。最新キャラをもっていないとついていけない状況が常に続いています。

その分、石も安いですし、配布石も多く、半月に1回のガチャイベントでは全部最高レアという大盤振る舞いです。ただ、キャラが使えなくなるのも早いです。
これは善し悪しですが、あまり好まれるバランスではないと思いますね。
一昔前はセールスランキング上位常連で、ガチャイベント時はパズドラモンストに次いで3位が定位置でしたが、今はかなり順位を落としています。

黒猫のウィズはクイズゲームで他にライバルゲームもなく、インフレを急がなくてもユーザー離れがしずらいと思うのですが、インフレを急いだ結果が現状ですね。
もしかしたら、インフレさせなかったら全然ダメだったという風にも考えられますが、その可能性は低かったんじゃないでしょうか。

 

まとめ

運営方針は正解が難しく、色々な要素に左右される不安定な部分もありますが、ある程度の正解はあると思います。
インフレやガチャイベントの安売りは善し悪しですが、長期的なユーザー満足度は低くなり、ゲーム寿命を縮める方向に作用しがちなので、安易なインフレや安売りは最小限にとどめて別の要素でのバランス取りが望ましいんじゃないでしょうか。

肝は自己満足感や自己顕示欲をどうコントロールするかなので、浅慮せずに企業としての利益も求めながらユーザー目線での対応や方針で運営していってほしいものですね。